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肝臓がんの症状は無い !? |
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肝臓は「沈黙の臓器」といわれています。この意味は、肝臓に何が病気などの異常が起こっても、なかなか自覚症状としてあらわれにくいということを表しています。
がんでも、肝臓に発生した場合の初期症状はありません。かなり進行していてもまったく症状が無い場合もあります。
ただ、肝臓がんは、肝硬変(かんこうへん)や肝炎(かんえん)などの慢性肝疾患(まんせいしっかん)から発生することがあるので、その症状が出ることがあります。
一般的にいわれている肝臓がんの症状は、お腹の右上辺りや背中の痛みや重圧感、全身のだるさ、長引く微熱、貧血、食欲がなくなる、黄疸(おうだん)、肝臓が腫(は)れる、お腹の右上にしこり、出血しやすくなる、腹水、などです。
▼肝臓がんの症状
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・お腹の右上辺りや背中の痛みや重圧感、全身のだるさ、長引く微熱、貧血、食欲がなくなる、黄疸(おうだん)、など |
肝臓がんがさらに進行すると・・・
・肝臓が腫(は)れる、お腹の右上にしこり、出血しやすくなる、腹水、黄疸がさらにひどくなる、など |
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突然の腹痛や貧血が現れたときには、肝臓がんがかなり進行している(肝臓がんの末期症状)と考えられます。
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