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狭心症から心筋梗塞へ |
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心筋梗塞は「狭心症(きょうしんしょう)」から発生する場合もあります。
狭心症とは、心筋梗塞と同じ「虚血性心疾患(きょけつせい しんしっかん)」ですが、心筋梗塞とは違う点は、血管が完全にふさがっていない状態であるということです。
つまり血管の内部は狭くなってはいるが、血流が少しはある(血流が悪くなっている)状態なのです。
狭心症は血流が完全に無くなってしまうわけではないので、心臓の細胞が壊死することはありません。ですから、症状が出てからすぐに対処すれば、回復する可能性が高いです。
ただ、心筋梗塞は、血管が詰まった状態が続けば続くほど、どんどんと心臓の細胞が死んでしまうので、いろいろな障害が起こってしまい、治療をしても完全に回復することが難しくなってしまいます。
心筋梗塞は最悪の場合、死亡することもあるので怖い病気です。
(狭心症に関しては「」のページでくわしく解説・紹介していますので、興味のある方はご覧下さい。)
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死亡原因 第2位! |
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日本人の死亡原因は、1位が癌(がん)で2位が心臓病で、心臓病で亡くなる人の大半が心筋梗塞や狭心症なのです。
ですから、心筋梗塞のリスクを低下させて、最悪の事態を防げるようにしましょう。心筋梗塞は生活習慣に大きく関わっていますので、自分で予防・対策をすることができます。
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