※前のページ「心筋梗塞の治療A〜冠動脈インターベンションT」の続きです。↓
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冠動脈インターベンション治療の種類 |
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インターベンションにより、心臓にカテーテルを到達させたら、異常のある冠動脈を治療するわけですが、その治療方法にはいくつかの方法があります。
インターベンションにより行われる治療は、「バルーン」、「ステント」、「 DCA(方向性冠動脈粥腫切除術)」、「ロータブレーター」、の4つの種類があります。
冠動脈インターベンション治療の4つの種類に関しての解説は、次のページからの、「心筋梗塞の治療B〜バルーン治療」、「心筋梗塞の治療C〜ステント治療」、「心筋梗塞の治療D〜ロータブレーター」、「心筋梗塞の治療E〜DCA」、をご覧下さい。
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冠動脈インターベンションによる入院期間 |
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インターベンションによる治療を受けるには入院する必要がありますが、傷が小さくすむことと、局所麻酔により行うことなどから、短い入院期間ですみます。心筋梗塞では約
2週間〜3週間程度です。(狭心症では1日〜3日程度)
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冠動脈インターベンション治療後と薬 |
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インターベンション治療には 4つの方法がありますが、そのどの方法を行っても、血管を傷つける可能性はあります。
治療により血管が傷ついてしまうと、その傷を治そうとする働きにより、再び治療した場所が狭くなってしまう、または塞がってしまう「再狭窄(さいきょうさく)」、「再閉塞(さいへいそく)」が起こってしまいます。
再狭窄や再閉塞が起きてもすぐに対処できるように、インターベンション治療の後は定期的な検査を行います。
また、ステント治療の後に発生しやすい血栓(ステント血栓症)を予防するために、治療の前から血栓や梗塞を防ぐための「アスピリン」や「塩酸チクロピジン」などの薬を飲みます。
それでは次のページからは、インターベンション治療の4つの治療方法についてくわしく見ていきましょう。
※次のページ「心筋梗塞の治療B〜バルーン治療」へ続く・・・・
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