DCA

- DCA(方向性冠動脈粥腫切除術)による治療と心筋梗塞・狭心症について解説

DCA(方向性冠動脈粥腫切除術)

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、心筋梗塞(しんきんこうそく)について解説しています。心筋梗塞は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、心筋梗塞はとても危険な病気なのです。ですから心筋梗塞について理解し、心筋梗塞の症状・原因・治療・検査や、さらに気になる色々な情報・基礎知識などから、心筋梗塞を早期発見・予防できるようにしましょう!
 心筋梗塞について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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DCA(方向性冠動脈粥腫切除術)〜
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DCA(方向性冠動脈粥腫切除術)

 DCA(方向性冠動脈粥腫切除術:ほうこうせい かんどうみゃく じゅくしゅ せつじょじゅつ)とは、デバイスという筒状の器具を使って、冠動脈にできた粥腫(じゅくしゅ)を削り取って治療する方法です。

 デバイスとは、片側に回転する刃が、もう片側にはバルーンが内蔵されている器具で、このデバイスをカテーテルで粥腫のある狭窄(きょうさく)している部分へと送り、バルーンをふくらませて刃のついている部分を粥腫に押しつけ、刃を回転させて削り取ります。

 バルーン治療やステント治療では、動脈硬化の粥腫(じゅくしゅ)を押しつぶすように広げて血管の血流を確保しますが、DCAでは粥腫を削り取るというところが大きく違う点です。

 また、ロータブレーターは冠動脈の内部を 360度削り取りますが、DCAでは、血管の壁の一部にだけ刃を当てるので、特定の部分だけを削り取ることができます。

 DCA治療では、削りとった粥腫(じゅくしゅ)をカテーテルの中に回収することができるので、削りった粥腫が血管を塞ぐ(梗塞する)のを防ぐことができます。

 ただ、刃を使うので、正常な血管の壁を削ってしまうというデメリットもあります。


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