バルーン治療

- バルーン治療と心筋梗塞・狭心症について解説

バルーン治療

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、心筋梗塞(しんきんこうそく)について解説しています。心筋梗塞は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、心筋梗塞はとても危険な病気なのです。ですから心筋梗塞について理解し、心筋梗塞の症状・原因・治療・検査や、さらに気になる色々な情報・基礎知識などから、心筋梗塞を早期発見・予防できるようにしましょう!
 心筋梗塞について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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心筋梗塞の治療B〜バルーン治療
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     心筋梗塞の治療B〜バルーン治療


※前のページ「心筋梗塞の治療A〜冠動脈インターベンション」の続きです↓


 インターベンション治療とは、ふとももの付け根の動脈、または腕の動脈からカテーテルと呼ばれる細い管状の器具を入れて心臓の冠動脈まで到達させます。

 カテーテルの中にはさらに細い針金(ガイドワイヤー)が通っていて、この針金をガイドとして冠動脈の異常のある部分を治療しますが、その治療方法にはいくつかの種類があります。

 それが、「バルーン」、「ステント」、「方向性アテレクトミー(DCA)」、「ロータブレーター」、の4つです。



バルーン治療

 バルーン治療とは、カテーテルの中に通っているガイドワイヤーで、「粥腫(じゅくしゅ)」などにより狭くなっている血管へ「バルーン(風船)」を送り込んでふくらませることで、血管を広げて血液の流れを良くするインターベンション治療です。

(※粥腫(じゅくしゅ)とは、冠動脈の血管の内側の壁に、コレステロールや脂肪などの物質が沈着したもので、「プラーク」または「アテローム」とも呼ばれます。)

 治療はモニターの画像を確認しながら行われます。バルーンをふくらませて血管が十分広がったら、バルーンはすぼめて引き出します。


 バルーンには、「カッティングバルーン」というものもあります。これはバルーンの表面に刃がついているもので、硬くなった粥腫(じゅくしゅ)を刃で切り込みをいれることができるので、血管を広げやすくなります。


 バルーン治療では、冠動脈を広げるときに冠動脈の内側の壁を傷つけてしまうことがあります。そのために傷ついた壁の細胞が増殖してしまい冠動脈が狭くなってしまう「再狭窄(さいきょうさく)」を起こす場合があります。

 バルーン治療の後に再狭窄が起こってしまったら、またバルーンやステントを使って治療します。



※次のページ「心筋梗塞の治療C〜ステント治療」へ続く・・・・


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