糖尿病の運動療法

- 糖尿病の運動療法について解説。

糖尿病運動療法

高齢者の生活習慣病
 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、糖尿病(とうにょうびょう)について解説しています。糖尿病は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、糖尿病はとても危険な病気の発症につながる可能性があります。ですから糖尿病について理解して、糖尿病の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、糖尿病を早期発見・予防できるようにしましょう!
 糖尿病について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
高齢者の生活習慣病
トップページ
糖尿病 一覧へ 糖尿病の運動療法@
     糖尿病の運動療法@


重要な運動療法

 糖尿病の運動療法は、食事療法とならんで糖尿病治療の基本となるものです。

 運動を行うことで、糖尿病の原因となる肥満を解消できたり、インスリンの作用をよくしたり、脂質代謝を改善するなど、糖尿病治療の様々な効果があります。

 ですから、食事療法とともに運動療法を行っていくことで、血糖値を正常に保つ「血糖コントロール」をする上で、かなりの効果が期待できます。

 それでは、運動療法をしていくと糖尿病の改善のためにどのような効果があるのかをみていきましょう。



運動療法と食事療法

 運動をすると、カロリー(エネルギー)を消費することができます。

 運動でカロリーを消費できるなら、「食事は普通に食べてもいいのでは?」と思う方もいらっしゃるでしょうが、それは違います。

 運動によりたくさんのカロリー消費しようとすると、とても大変な運動量をおこなわなければいけません。

 300kcal〜400kcal を運動で消費しようとすると、歩いて 2時間以上、ジョギングなら 40分以上運動する必要があります。

 300kcal 程度の食品はすぐに食べてしまえる量です。ですから食事療法を行わず好き勝手に食べて、運動でその分を消費しようと思ったら、スポーツ選手のような運動を毎日行っていくことになってしまいます。

 ですから、糖尿病の治療は、食事療法と運動療法を同時に行っていくことがとても大切なのです。

 ただ、運動療法はどんな糖尿病の人でも行うべき治療法ではありません。糖尿病の状態により運動療法を行わない方がよい場合もありますので、必ず医師の指示のもとで行いましょう。



運動療法の効果とは?

 運動療法を行うことで、下記のような様々な良い効果があります。


▼糖尿病の運動療法による効果
運動によりブドウ糖の消費が増えるため、血糖値が下がる
肥満が解消される
インスリン受容体の数が増えたり、活性化する
筋肉の量が増えるので、基礎代謝が上がり太りにくくなる
脂質の代謝が改善されるので、動脈硬化の予防になる
ストレスの解消になる



 それでは、次のページでは、それぞれについてもう少しくわしく見ていきましょう。

※次のページ「糖尿病の運動療法A〜運動療法の効果」へ続く・・・・





次のページ「糖尿病の運動療法A〜運動療法の効果」へ
前のページ「糖尿病の食事療法H〜外食について」へ

糖尿病 一覧へ

高齢者の生活習慣病 トップページへ


高齢者の生活習慣病
動脈硬化
高血圧
高脂血症
糖尿病
肥満
メタボリックシンドローム

脳卒中
脳卒中
脳梗塞
脳出血
くも膜下出血

心筋梗塞・狭心症
心筋梗塞
狭心症

がん(癌)
がんの知識T基礎
がんの知識U治療
がんの知識Vその他
種類別のがん
肺がん
胃がん
大腸がん
肝臓がん
すい臓がん・胆道がん
食道がん
悪性リンパ腫
白血病・多発性骨髄腫
膀胱・腎臓・副腎がん
咽頭がん・喉頭がん
口腔がん(舌・歯肉がん)
脳腫瘍・甲状腺がん
皮膚がん
骨肉腫・軟部肉腫
種類別 女性のがん
子宮がん・絨毛がん
乳がん
卵巣がん・膣・外陰がん
種類別 男性のがん
前立腺がん・精巣がん
Copyright (C) 高齢者の生活習慣病 All Rights Reserved