※前のページ「糖尿病の食事療法G〜献立づくりのコツ」の続きです↓
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外食について |
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外食をする機会があっても、糖尿病の人は注意が必要です。
一般に外食は、塩分やカロリーが多く、栄養のバランスも糖質や脂質に偏(かたよ)っていて野菜が少ないという傾向にあるからです。
ただ、だかといって自分だけ外のお店へは行かないというわけにもいかない時もありますし、店へ行っても自分だけ何も食べないようにするというのも難しいでしょう。
ですからこのページでは、糖尿病の方の外食をするコツや注意点を見ていきましょう。
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定食を食べる |
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定食は、主食、主菜、副菜、汁物、といった構成になっているので、単品の料理よりも栄養のバランスが取れています。ですから、外食では定食を食べるのがおすすめです。
定食がない場合は、できるだけたくさんの食品(材料)をつかっている料理を選ぶようにします。
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野菜を追加する |
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野菜が不足している場合は、サラダなどの野菜メニューを追加しましょう。ただ、ドレッシングなどは油が多いので使うときは注意しましょう。すでにドレッシングがかかっているサラダもありますので、注文するときには注意しましょう。
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多い分は残す |
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食べ物を残すことに抵抗がある方もいらっしゃるでしょうが、多い場合は思い切って残すことも重要です。
ただ、上手に多い分だけ残すには、日頃から食品交換表を使って献立づくりをすることに慣れておく必要があります。
食品交換表を使って献立を作ることに慣れておくと、外食の料理を見ただけでどれを残してどれを食べればちょうど良いのかがある程度わかるようになります。
どの食品がどのぐらいの分量でどのぐらいのカロリーがあるのか、その感覚を日頃の献立作りで養っておけば、外食を食べる時にも安心です。
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