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低血糖への対処法とは? |
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低血糖への対処方法として一般的な方法は甘い物、つまり砂糖をとることです。
低血糖の初期症状があらわれたら、すぐに砂糖を 10〜20gぐらい食べます。低血糖は糖分が不足している状態なので、糖分をとることで低血糖が改善されます。
砂糖以外でも、砂糖が入ったジュースやチョコレートなどでもかまいません。
ですから、いつ低血糖になっても対処できるように、砂糖やチョコレート、ジュースなどの甘いものを携帯するようにしましょう。
ただ、今では砂糖ではない甘味料をつかっているものもありますので注意してください。砂糖か砂糖の入っているお菓子やジュースなどを持ち歩くようにしましょう。
また、糖尿病の飲み薬(経口血糖降下薬)の「α-グルコシダーゼ阻害薬」を飲んでいる人は、砂糖では効きめがないので、ブドウ糖をとるようにします。
糖分をとっても症状が改善しない場合は、主治医に連絡をとって指示を受けましょう。
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周りの人の協力 |
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また、患者さんが低血糖による症状や意識がなくなってしまうなどにより、患者さん自身が補食するなどの対処ができない場合があります。
ですから、事前に周りの人に、自分に低血糖の症状が出たら、どのように対処して欲しいかをを伝えておくようにしましょう。
また、患者さんのご家族の方は、低血糖への対処法をくわしく医師に聞いておきましょう。
それでは次のページでは、低血糖になる可能性のある患者さんのための糖尿病カードについて見ていきましょう。
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