糖尿病の自覚症状

- 糖尿病の自覚症状について解説。

糖尿病自覚症状

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、糖尿病(とうにょうびょう)について解説しています。糖尿病は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、糖尿病はとても危険な病気の発症につながる可能性があります。ですから糖尿病について理解して、糖尿病の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、糖尿病を早期発見・予防できるようにしましょう!
 糖尿病について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     糖尿病の症状B〜合併症による症状


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合併症による症状

 高血糖の状態になると、のどが異常に渇く、尿の量が多くなる、疲れやすい・だるい、しっかりと食べているのに体重が減る、などの症状が起こります。

 ただ、さらに糖尿病が進行して「合併症」が起こってしまうと、他の症状も発症します。

 糖尿病の合併症による症状は、「目がかすむ・視力が落ちる」、「手足が痛む・しびれる」、「立ちくらみがする」、「傷が治りにくい」、「化膿(かのう)しやすくなる」、「足がむくむ」、「陰部のひどいかゆみ」、などです。

 それではそれぞれの症状について見ていきましょう。



目がかすむ・視力が落ちる

 目がかすんだり、急激に視力が落ちる、目が疲れやすい、などの症状は、糖尿病の3大合併症の 1つである「糖尿病性網膜症(とうにょうびょう せい もうまくしょう)」がかなり進行することで起こる自覚症状です。

 糖尿病性網膜症を治療せずに放置すると、最悪の場合、「失明」してしまいます。

 これらの目の症状がすべて糖尿病性網膜症であるわけではありませんが、異常を感じたらすぐに専門医に診てもらいましょう。



手足が痛む・しびれる

 手足の先がピリピリと痛んだり、しびれたりなどの症状は、糖尿病による知覚神経の障害により起こります。糖尿病の 3大合併症である「糖尿病性神経障害(とうにょうびょう せい しんけい しょうがい)」にあたります。



立ちくらみがする

 立ちくらみは、糖尿病により自律神経がおかされることで起こります。ちなみに、立ちくらみは「起立性低血圧(きりつせい ていけつあつ)」とも呼ばれます。

 また、自律神経がおかされると、異常な汗、冷え・ほてり、下痢・便秘、などの症状が起こることもあります。

 糖尿病による自律神経の障害は、「糖尿病性神経障害」です。



傷が治りにくい・化膿しやすくなる

 糖尿病になると、体の抵抗力が低下するので、傷が治りにくくなったり、化膿(かのう)しやすく(膿みやすく)なります。



足がむくむ

 糖尿病が進行して、腎臓に障害が起こる「糖尿病性腎症(とうにょうびょう せい じんしょう)」になると、腎臓の機能が低下するため、足がむくんだり、血圧が高くなるなどの症状が起こります。



陰部のひどいかゆみ

 特に女性にみられる症状に、「陰部のかゆみ」があります。これは「カンジダ」とよばれるカビが繁殖しやすくなるために起こります。





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