C-ペプチド検査

- C-ペプチド検査・グリコアルブミン検査について解説。

C-ペプチド検査とは

高齢者の生活習慣病
 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、糖尿病(とうにょうびょう)について解説しています。糖尿病は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、糖尿病はとても危険な病気の発症につながる可能性があります。ですから糖尿病について理解して、糖尿病の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、糖尿病を早期発見・予防できるようにしましょう!
 糖尿病について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
高齢者の生活習慣病
トップページ
糖尿病 一覧へ 糖尿病の検査と診断E〜状態を調べる検査U
     糖尿病の検査と診断E〜状態を調べる検査U


※前のページ「糖尿病の検査と診断D〜状態を調べる検査T」の続きです↓


C-ペプチド検査

 C-ペプチド検査とは、膵臓(すいぞう)のインスリン(インシュリン)の分泌能力を調べる検査です。どのタイプの糖尿病であるか(病型)も調べることができます。

 C-ペプチドとは、膵臓でインスリンが作られる過程で発生する物質です。インスリンとC-ペプチドは、ほぼ同じ割合でいっしょに膵臓から血液の中に分泌されます。

 そして、ある一定部分のC-ペプチドは体内で分解されずに、尿と一緒に排出されます。

 つまり、尿の中にどれぐらいの量のC-ペプチドがあるかを調べることで、インスリンがどれぐらい分泌されているのかを推測することができます。

 C-ペプチドの測定方法は、一般的には、1日分の尿をためて、その尿を検査します。C-ペプチドの値が大きい場合は、インスリンを分泌する膵臓(すいぞう)の能力が十分あるということになります。逆に値が小さい場合は、膵臓のインスリン分泌能力が低く、あまりインスリンを分泌していないということになります。

 C-ペプチド検査の基準値(正常値)は、「1日あたり50〜100ug」です。(基準値は医療機関によって変化する場合があります)



グリコアルブミン検査

 グリコアルブミン検査とは、血液の中のグリコアルブミンの値を調べるための検査です。この検査により、過去 1〜2週間の血糖コントロールの状態を知ることができます。

 グリコアルブミンとは、血液の中のブドウ糖とアルブミン(血漿タンパク質)が結合したものです。高血糖の状態がつづくほど、血液の中のグリコアルブミンの量が増えます。

 アルブミンとは、肝臓で合成・分解されているタンパク質の一種です。血液や筋肉など、体中に広く分布していて、細胞の働きを助ける機能をもっています。 主に肝臓で 1日に約12gつくられています。

 グリコアルブミン検査の基準値は、「12.4〜16.3%(HPLC法)」です。グリコアルブミンの数値が高い場合は糖尿病の可能性があります。逆に、低い場合は低タンパク症の可能性があります。



※次のページ「糖尿病の検査と診断F〜状態を調べる検査V」へ続く・・・・





次のページ
  「糖尿病の検査と診断F〜状態を調べる検査V」へ進む
前のページ
  「糖尿病の検査と診断D〜状態を調べる検査T」へもどる


糖尿病 一覧へ

高齢者の生活習慣病 トップページへ


高齢者の生活習慣病
動脈硬化
高血圧
高脂血症
糖尿病
肥満
メタボリックシンドローム

脳卒中
脳卒中
脳梗塞
脳出血
くも膜下出血

心筋梗塞・狭心症
心筋梗塞
狭心症

がん(癌)
がんの知識T基礎
がんの知識U治療
がんの知識Vその他
種類別のがん
肺がん
胃がん
大腸がん
肝臓がん
すい臓がん・胆道がん
食道がん
悪性リンパ腫
白血病・多発性骨髄腫
膀胱・腎臓・副腎がん
咽頭がん・喉頭がん
口腔がん(舌・歯肉がん)
脳腫瘍・甲状腺がん
皮膚がん
骨肉腫・軟部肉腫
種類別 女性のがん
子宮がん・絨毛がん
乳がん
卵巣がん・膣・外陰がん
種類別 男性のがん
前立腺がん・精巣がん
Copyright (C) 高齢者の生活習慣病 All Rights Reserved