血糖値の検査

- 血糖値の検査と測定と確定診断について解説。

血糖値検査

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、糖尿病(とうにょうびょう)について解説しています。糖尿病は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、糖尿病はとても危険な病気の発症につながる可能性があります。ですから糖尿病について理解して、糖尿病の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、糖尿病を早期発見・予防できるようにしましょう!
 糖尿病について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     糖尿病の検査と診断C〜確定診断


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糖尿病と確定するには・・・

 空腹時血糖値、ブドウ糖負荷試験、随時血糖値、などの糖尿病の検査を行った結果、1回だけ基準値を上回ってしまっただけでは、「糖尿病型である(糖尿病である可能性が高い)」とされても、「糖尿病である」とは確定されません。

 なぜなら、血糖値は、前の日の食事や飲酒、ストレスなどの影響により変化するために、1回の検査結果だけで確定することは不確かであるからです。

 糖尿病であると確定診断をするには、さらに糖尿病の症状があるのかどうかを調べたり、ヘモグロビンA1C(エーワンシー)の値をしらべる検査の「グリコヘモグロビン検査(次のページ以降で解説)」などを行う必要があります。


 そして、糖尿病型の人が、下記の条件に 1つでも当てはまると、糖尿病であると確定されます。

▼糖尿病型の人が糖尿病と診断される条件
 (1つでも当てはまると糖尿病とされる)
・糖尿病の症状がある(のどが渇く、多尿、多飲、体重減少、他)
・ヘモグロビンA1Cが 6.5%以上である
・糖尿病性網膜症を発症している


 上の条件のどれにも当てはまらない場合は、別の日にまた検査を行います。そして、2回目の血糖検査(空腹時血糖値、ブドウ糖負荷試験、随時血糖値))で「糖尿病型」であるという結果が出た場合は、「糖尿病である」と確定診断されます。2回目で糖尿病型に当てはまらなかった場合は、経過観察となります。



  それでは次のページでは、糖尿病の状態を調べる検査について見ていきましょう。

※次のページ「糖尿病の検査と診断D〜状態を調べる検査T」へ・・・・





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