注射 インスリン

- 糖尿病とインスリン注射(インシュリン注射)について解説。

注射インスリン

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 このページでは、糖尿病(とうにょうびょう)について解説しています。糖尿病は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、糖尿病はとても危険な病気の発症につながる可能性があります。ですから糖尿病について理解して、糖尿病の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、糖尿病を早期発見・予防できるようにしましょう!
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     糖尿病のインスリン療法B〜注射について


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インスリン注射の注射器について

 インスリン療法では、インスリン製剤という薬を注射により体内へ取り入れますが、そのときに使われる注射器には、「シリンジ型」と「ペン型」の2つの種類があります。

 「シリンジ型」とは、みなさんが普通にイメージされるような注射器です。容器に入ったインスリン製剤を吸引して体へ注射します。

 「ペン型」とは、注射針が細くて短く、カートリッジ式のインスリン製剤を使うタイプの注射器です。

 この2つのうち、よく使われているのが、ペン型の注射器です。

 なぜなら、ペン型の注射器は、使い方が簡単で、針が短く細いので注射したときの痛みも少ない、薬の分量も間違えにくい、持ち運びができる、などの様々なメリットがあるからです。

 さらに、ペン型の注射器には、「カートリッジタイプ」と「使い捨てタイプ」の 2つの種類があります。

 カートリッジタイプのペン型注射器は、インスリン製剤が入ったカートリッジと使い捨ての注射針を本体に装着して使います。

 使い捨てタイプのペン型注射器は、すでにインスリン製剤が注射器に入っていて、1回使ったら注射器ごと捨ててしまいます。


 インスリン注射は自分で行うので、「自分で注射」と聞くと怖くかんじたり、難しいのではないかと感じるかもしれませんが、インスリン注射器はとても使いやすく、自分でも簡単にできるようになる、というわけなんです。



インスリン製剤の注射のやり方

 インスリン注射は、基本として食事の 30分前に注射をします。

 なぜなら、食事をするとだいたい 10〜15分で血糖値が上がり始めることと、インスリンの効果が注射後 30分ぐらいたってからあらわれ始めるかrです。

 そして、インスリン注射は、皮膚の下に注射する「皮下注射(ひかちゅうしゃ)」で行います。皮下注射とは、体のいちばん外の皮膚と中の筋肉との間の皮下組織の部分に行う注射です。

 注射する場所は、上腕(じょうわん)、太もも、お腹(腹壁)、お尻、などですが、もっとも吸収が早く、痛みも少ないのが、「お腹(腹壁)」です。

 注射する場所(部位)は毎回変えないほうがよいですが、前回針をさした場所とまったく同じところに注射を繰り返していると、皮膚が硬くなったり、盛り上がったり、へこんだりしてしまいます。ですから、前回注射した場所よりも 3cmぐらいずらして注射するようにしましょう。

 また、注射した後は、注射した部分をもんだりしないようにします。また、激しい運動や入浴も避けます。これは、吸収が早まり低血糖を起こさないようにするためです。



 それでは、次のページでは、インスリン療法の注意点について見ていきましょう。

※次のページ「糖尿病のインスリン療法C〜注意点」へ続く・・・・





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