CT定位的血腫吸引術

- CT定位的血腫吸引術などの脳出血の手術について解説

CT定位的血腫吸引術とは

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、脳出血(のうしゅっけつ)について解説しています。脳出血は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、脳出血はとても危険な病気なのです。ですから脳出血について理解し、脳出血の症状・原因・治療・検査や、さらに気になる色々な情報・基礎知識などから、脳出血を早期発見・予防できるようにしましょう!
 脳出血について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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CT定位的血腫吸引術
(シーティー ていいてき けっしゅ きゅういん じゅつ)

 CT定位的血腫吸引術とは、頭を手術用のフレームで固定して、頭蓋骨に穴をあけてそこから細い管状の器具を入れて血腫を吸い出す手術です。

 手術は、CTを使って脳の中の血腫の位置を確認しながら行います。CTにより血腫の中心部の位置を正確に決定することができます。

 ちなみにCTとは、「coputed tomography」の頭文字で、人体に様々な角度からエックス線をあてて、水平方向に輪切りにした断面を画像化する装置です。

 この手術方法のメリットは、頭蓋骨を切り開かず、麻酔も局所麻酔(部分麻酔)により行うので患者さんへの負担が少ないという点です。脳幹出血の方や高齢者の方にも行うことができます。また、手術による傷の回復も早いので、できるだけ早くからリハビリを行うことができます。

 ただ、出血した部分の血管の止血がしっかりできている場合にしか行うことができず、手術の最中に出血すると止血が難しいというデメリットもあります。



神経内視鏡手術 (しんけい ないしきょう しゅじゅつ)

 神経内視鏡手術とは、神経内視鏡と呼ばれる器具をつかって行う手術です。内視鏡とは、細い管状の器具の先端にカメラが付いている器具で、その器具を体や脳の中にさしこむことで、内部をモニターに映して見ながら手術することができるものです。

 手術方法は、頭蓋骨に小さな穴を開けて、神経内視鏡をそこから挿入し、モニターで確認しながら血腫を吸引します。



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