脳出血の手術後の合併症

- 脳出血の手術後の合併症や治療方法について解説

脳出血手術後合併症

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、脳出血(のうしゅっけつ)について解説しています。脳出血は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、脳出血はとても危険な病気なのです。ですから脳出血について理解し、脳出血の症状・原因・治療・検査や、さらに気になる色々な情報・基礎知識などから、脳出血を早期発見・予防できるようにしましょう!
 脳出血について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     脳出血の治療D〜手術後の合併症


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 脳出血の手術の後は、「合併症」が起こることがあります。

 脳出血の手術後に起こる可能性のある合併症は、「再出血」、「脳浮腫(のうふしゅ)」、「痙攣(けいれん)」、「髄膜炎(ずいまくえん)」、などです。


再出血

 脳出血の手術による止血がしっかり行われていなかったり、手術後に血圧が高くなりすぎたりすると起こる場合があります。


脳浮腫 (のうふしゅ)

 手術の後、2日〜2週間ぐらいの間は脳浮腫が起こる可能性があります。

 脳浮腫とは、脳内の腫瘍、出血などが原因で、脳に水分がたまってむくんだ状態のことです。脳浮腫が起こると脳を圧迫し、脳細胞を破壊してしまいます。


痙攣 (けいれん)

 外傷性のてんかんと同じような発作が起こる場合があります。

 外傷性てんかんとは、交通事故により頭部に外傷を受けたことで、てんかん発作が起こった場合に認定される後遺障害です。てんかんとは、痙攣などの発作が起こる脳の慢性疾患です。


髄膜炎 (ずいまくえん)

 脳室ドレナージを行っている方に起こりやすい合併症です。

 髄膜炎とは、脳や脊髄(せきずい)の表面をおおっている髄膜(ずいまく)に、ウイルスや細菌などが感染することで急性の炎症が起こるものです。症状は、発熱、頭痛、吐き気・嘔吐、けいれん、意識障害、項部硬直、高熱、などが見られます。


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