心臓マッサージと人工呼吸

- 心臓マッサージと人工呼吸の方法について解説

心臓マッサージ人工呼吸方法

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)について解説しています。脳卒中は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、脳卒中はとても危険な病気なのです。ですから脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)について理解し、脳卒中の症状・原因・治療・検査や、さらに気になる色々な情報などから、脳卒中を早期発見・予防できるようにしましょう!
 脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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心臓マッサージと人工呼吸の方法

 心臓マッサージの方法(8歳以上)は、まず、胸骨(きょうこつ)の下半分の部分を圧迫します。胸骨とは、胸の真ん中にある縦に長い骨のことです。

 圧迫の仕方は、右手のひらの下の部分を胸骨の下半分に当てて、左手の手のひらを右手の甲の部分に当てて(右手左手は逆でもかまいません)、肘は伸ばします。

 そうしたら、心臓マッサージを 1分間に100回の速さで15回行います。1分間に 100回ですから、だいたい「0.6秒に 1回の速さ」になります。

 手を胸から離さず、両腕の肘をまっすぐにして体重をかけるようにリズムよく、1・2・3・4・・・と声を出しながら、15回胸を圧迫します。圧迫する強さは、胸が真下に4cmぐらいへこむ程度に押します。


 次に、口対口の人工呼吸をします。病気の人(倒れた人)の気道を確保するためにあごを突き出させます。病気の人の鼻をつまんだら、息を吸い込んで、病気の人の口に自分の口をつけて息をゆっくり 2回吹き込みます。

 息を吹き込む時間の目安は、成人の場合は 5秒に 1回程度です。口に直接自分の口を付けることに抵抗がある場合は、ガーゼなどを利用するとよいと思います。

 人工呼吸の注意点としては、あまり強く吹き込まないようにして、吹き込む量は多すぎないようにしましょう。吹き込んだらすぐに口をはなします。

 この「15回 :2回」を1サイクルとして 4サイクル行い、病気の人が呼吸をしているか・咳をしているか・体に動きがあるかなどの循環のサインを すばやく(10秒以内に)調べます。

 循環のサインがなければ「15回:2回」を救急車が来るまで続けます。2〜3分ごとに循環のサインをチェックしましょう。循環のサインがある場合は、口対口の人工呼吸だけを救急車が来るまで続けましょう。


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