脳梗塞の治療

- 脳梗塞の治療について解説

脳梗塞治療

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、脳梗塞(のうこうそく)について解説しています。脳梗塞は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、脳梗塞はとても危険な病気なのです。ですから脳梗塞について理解し、脳梗塞の症状・原因・治療・検査や、さらに気になる色々な情報・基礎知識などから、脳梗塞を早期発見・予防できるようにしましょう!
 脳梗塞について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     脳梗塞の治療@〜薬物療法


 脳梗塞の治療は、急性期では、動脈硬化や血栓(けっせん)により詰まってしまったことで止まっている血流を回復させることが中心となります。

 脳梗塞の「急性期」とは、脳梗塞が発症してから 1〜2週間までのことを言い、その間に行う治療を急性期治療といいます。脳梗塞では、この急性期治療がとても重要です。

 また、脳梗塞が発症してから3時間〜6時間ぐらいまでは「超急性期」とも呼ばれます。

 血管が詰まってしまい血流が途絶えているということは、その血管から酸素や栄養を得ている脳細胞は壊死(えし)してしまいます。そして、血流が途絶えたままにしておくと、脳細胞の壊死はどんどんと広がってしまいます。

 死んだ脳細胞はまた生き返ることはないので、なるべく早く血流を回復して、壊死の広がりをおさえなければなりません。

 ただ、脳細胞は血流が途絶えるとすぐに死んでしまうわけではありません。血流が止まってからしばらくの間は、脳細胞の機能は止まっているが死んではいない状態になります。

 機能は停止しているが死んでいない脳細胞のことを「ペナンブラ」といいます。

 このペナンブラの状態の脳細胞をいかに救えるかが急性期脳梗塞の治療の大切なところです。なるべく早く適切な治療を行うことで、ペナンブラを多く助けることができ、後遺症を軽くすることができます。


 急性期脳梗塞の治療では、「薬物療法」が行われます。

 薬物療法は、「抗血栓療法(こう けっせん りょうほう)」を中心に、「抗浮腫療法(こう ふしゅ りょうほう)」、「脳保護療法(のう ほご りょうほう)」、などの方法があります。

 そして、抗血栓療法には、「血栓溶解療法(けっせん ようかい りょうほう)」、「抗血小板療法(こう けっしょうばん りょうほう)」、「抗凝固療法(こう ぎょうこ りょうほう)」、があります。

 これらの治療法が、脳梗塞の種類に合わせて行われます。


 それでは、次のページでは、各治療法について見ていきましょう。

※次のページ「脳梗塞の治療A〜抗血栓療法T」へ続く・・・・


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