クモ膜下出血の手術

- クモ膜下出血の手術について解説

クモ膜下出血手術

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、くも膜下出血(くもまくかしゅっけつ)について解説しています。クモ膜下出血は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、くも膜下出血はとても危険な病気なのです。ですからくも膜下出血について理解し、くも膜下出血の症状・原因・治療・検査や、さらに気になる色々な情報・基礎知識などから、くも膜下出血を早期発見・予防できるようにしましょう!
 くも膜下出血について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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くも膜下出血の開頭手術

 くも膜下出血の原因となる動脈瘤への手術は、頭を切り開いておこなう「開頭手術」と、頭を切り開くことなく治療する「血管内治療」があります。

 そして、開頭手術は、「クリッピング手術」、「トラッピング手術」、「コーティング手術」がありますが、その中でもよく行われるのはクリッピング手術です。

 それでは開頭手術についてくわしくみていきましょう。



クリッピング手術

 クリッピング手術とは、動脈瘤を、チタンなどの金属製のクリップで挟むことで、血液が動脈瘤の部分へ流れないようにして、破裂を防ぐ手術です。

 医師によりしっかりと動脈瘤にクリップがかけられるので、確実に動脈瘤の破裂を防ことができますが、頭蓋骨を切り開く開頭手術にて行われるため、患者さんへの負担は大きいと言えます。

 脳動脈瘤の手術としては約90%以上がこの「クリッピング手術」を行っています。手術時間は約4時間ぐらいです。



トラッピング手術

 トラッピング手術とは、動脈瘤がある血管の分岐点のうち、親動脈(太い血管)か分岐動脈のどちらか一方をコイルやクリップでふさぐ手術で、非常に大きな脳動脈瘤であったり、クリッピング手術を行うことが難しい場合に行われます。

 この手術では、脳に血液を送る動脈を一本ストップさせてしまうので、同時にバイパス術を行って、血流を確保する場合もあります。



コーティング手術

 コーティング手術とは、接着剤で動脈瘤を包んでしまうことで、血液による圧力が加わっても破れないように補強する手術です。動脈瘤が小さくてクリップでとめることができないときなどにおこなわれます。

 クリッピング手術やトラッピング手術に比べると、再破裂を抑える効果は劣りますが、再破裂しないようにする効果は十分あります。



 それでは次のページでは、くも膜下出血の血管内治療について見ていきましょう。

※次のページ「くも膜下出血の治療C〜手術V」へ続く・・・・


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