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大腸ガンの内視鏡による治療は、前のページ「大腸ガンの手術①～内視鏡による手術」で解説しました。
ですので、このページでは、大腸ガンの外科療法をさらにくわしく見ていきましょう。
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大腸がんの外科療法（外科的手術） |
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大腸がんの外科療法は、「局所切除（きょくしょ しゅじゅつ）」、「腹腔鏡下切除術（ふくくうきょうか せつじょじゅつ）」、「開腹手術」があります。がんの発生場所や進行具合などを考慮して手術方法が決定されます。
以前では、大腸の直腸（肛門に近い部分）のがんを手術する場合、肛門を切除して人工肛門にすることが普通でしたが、今では肛門括約筋を残せる方法で治療できる場合が多いので、排便機能に影響はありません。ただ、がんの位置によっては難しい場合もあります。
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大腸がんの局所手術 |
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局所手術とは、肛門（こうもん）の方からがんを切除する手術で、肛門近くの直腸下部にできた早期がん（大きい粘膜内のがんと粘膜下層のがん）に対して行われます。
局所手術には、肛門の括約筋を切らない「経肛門的局所切除術（けいこうもんてき きょくしょ せつじょじゅつ）」と、括約筋を切ってガンを切除して、括約筋を縫い合わせる「経括約筋的局所切除術（けいかつやくきんてき きょくしょ せつじょじゅつ）」があります。
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大腸がんの腹腔鏡下切除術 |
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（ふくくうきょうか せつじょじゅつ） |
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腹腔鏡下切除術とは、腹部に 2mmから数cm程度の穴を数カ所開けて、そこから内視鏡や専用の器具を挿入して行う手術方法です。
お腹を切って手術する開腹手術よりも、手術後の回復が早いというメリットがありますが、開腹手術より技術も必要で手術時間が長いというデメリットもあります。
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大腸がんの開腹手術 |
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お腹を切り開いて手術する方法です。進行がんの場合はこの開腹手術が基本となります。
それでは次のページでは、大腸がん手術の開腹手術について、さらにくわしく見ていきましょう。
※次のページ「大腸がんの手術③～外科療法Ⅱ」へ続く・・・・
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