脳腫瘍良性

- 良性脳腫瘍と悪性脳腫瘍とは?症状・検査・治療について解説。

脳腫瘍 良性

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 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも「脳腫瘍(のうしゅよう)」について解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、脳腫瘍の様々な種類や、症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報から、脳腫瘍をできるだけ早期発見できるようにしましょう!
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     脳腫瘍とは?A〜脳腫瘍の種類


※前のページ「脳腫瘍とは?@」の続きです。


脳腫瘍(原発性脳腫瘍)には様々な種類があります。ここからは、脳腫瘍の種類について見ていきましょう。



神経膠腫(グリオーマ)

神経膠腫(しんけいこうしゅ:グリオーマ)は、グリア(神経膠細胞:しんけいこう さいぼう)から発生する脳腫瘍で、原発性脳腫瘍の約35%を占めています。神経膠腫は脳実質のほぼ全域に発生します。

グリア(神経膠細胞)とは、神経細胞と神経細胞の間や、神経細胞と血管の間にあり、神経細胞の支持、栄養・代謝の調節、酸素を神経細胞に供給するなどの働きをする細胞です。

神経膠腫には、細胞の形からさらにいくつかに分類されます。「膠芽腫(こうがしゅ)」、「星細胞腫(せいさいぼうしゅ)」、「悪性星細胞腫(あくせいせいさいぼうしゅ)」、「髄芽腫(ずいがしゅ)」、などです。

特に悪性度が高いのが、「膠芽腫(こうがしゅ)」と「悪性星細胞腫(あくせい せいさいぼうしゅ)」の 2つです。


・膠芽腫(こうがしゅ)

膠芽腫(こうがしゅ)とは、脳腫瘍の中でも、もっとも悪性度の高いものです。脳に深く広がり、進行も速いで、治療もむずかしいです。


・星細胞腫(せいさいぼうしゅ)

星細胞腫は、比較的良性の腫瘍です。発生頻度は高く、悪性化(悪性星細胞腫)することがあります。。

悪性星細胞腫は、上の膠芽腫(こうがしゅ)と増殖の状態は同じですが、悪性度では少し低いです。



脳腫瘍(原発性脳腫瘍)には他にも様々な種類があります。下記に脳腫瘍の種類をまとめてみました。


▼脳腫瘍の種類
・神経膠腫(しんけいこうしゅ) -
  グリア(神経膠細胞)から発生する脳腫瘍
・膠芽腫(こうがしゅ) -
 悪性。神経膠腫の中でも最も悪性度が高く治療
 が難しい。45〜65歳の男性に起こりやすい。
・髄芽腫(ずいがしゅ) - 悪性
・星細胞腫(せいさいぼうしゅ) -
  比較的良性。悪性化することもある。
悪性星細胞腫(あくせいせいさいぼうしゅ) - 悪性
その他
・髄膜腫(ずいまくしゅ) -
  ほぼ良性。脳を包んでいる髄膜に発生する
・下垂体腺腫(かすいたいせんしゅ) -
  良性。ホルモンの中枢である下垂体(かすいたい)
  発生する
・神経鞘腫(しんけいしょうしゅ) -
  良性。聴神経に発生する
・先天性腫瘍(せんてんせいしゅよう) - 比較的良性
・その他


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