脳腫瘍の症状

- 脳腫瘍の症状と基礎知識について解説。

脳腫瘍症状

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも「脳腫瘍(のうしゅよう)」について解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、脳腫瘍の様々な種類や、症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報から、脳腫瘍をできるだけ早期発見できるようにしましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     脳腫瘍の症状


脳腫瘍の症状は、「局所症状(きょくしょ しょうじょう)」と「頭蓋内圧亢進症状(とうがい ないあつ こうしん しょうじょう)」に分けることができます。脳腫瘍が発生すると、まず局所症状があらわれてきます。

脳腫瘍の症状は、腫瘍が発生する場所により、頭痛・吐き気、けいれん、運動障害、視力障害、聴力障害、精神症状、ホルモンの異常、など様々な症状が起こります。

脳腫瘍の症状である、頭痛、吐き気、けいれんは、脳腫瘍全般の症状です。ただ、脳腫瘍であっても、これらの症状が出ないこともあります。



局所症状

脳腫瘍の最初の症状として、けいれん意識を失う、などの症状があらわれることがあります。また成人している人で、今までにけいれん発作がない人が、初めてけいれんを起こした場合は、脳腫瘍の可能性が非常に高いです。ただ、これらの症状は脳腫瘍だけでなく脳の血管の障害でも起こる場合があります。

運動障害は、脳の前頭葉(ぜんとうよう)の運動野という場所に腫瘍(しゅよう)ができると、手の震え、ふらつき、半身麻痺(まひ)などの症状が起こります。

視力障害は、視神経の近くに腫瘍(しゅよう)ができると、視野が狭くなる、視野が一部欠ける、視力の低下、さらにものが二重に見えるなどの症状が発生します。

聴力障害では、聴神経に腫瘍ができると、耳鳴り、聴力の低下、などが起こることがあります。

精神障害としては、性格の変化、言語障害、などの症状があります。

ホルモンの異常としては、腫瘍により成長ホルモンが異常に増えると、汗をかきやすくなる、動悸(どうき)、唇(くちびる)や指が厚くなる、成長異常(小人症・巨人症)などの症状が起こりことがあります。

また、脳下垂体(のうかすいたい)に腫瘍ができると副腎皮質ホルモン(ふくじん ひしつ ほるもん)が異常に増えることで、顔のむくみ、顔色が黒ずむ、疲れやすくなる、などの症状が起こります。

女性では、生理不順、生理が無くなる、乳汁が出る、不妊症、などの症状が起こることがあります。



頭蓋内圧亢進症状
(とうがい ないあつ こうしん しょうじょう)

頭蓋内圧亢進症状とは、頭蓋骨におおわれている脳に腫瘍ができ、その腫瘍がどんどんと大きくなることで、脳が圧迫されて起こる症状のことです。よく見られるのは、持続的な頭痛、吐き気、などで、脳腫瘍の代表的な症状でもあります。

頭痛では、早朝に強い頭痛が起こり、少しずつ痛みが和らいでいくという症状が見られます。この症状は、脳腫瘍の初期に起こることもあります。

また、突然強い頭痛に襲われることは少なく、だいたいの場合、頭が重い感じが強くなってきて、頭痛が起こります。頭痛がひどくなると吐き気を感じるようになります。



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