前立腺癌の検査

-前立腺癌の検査と前立腺ガンの基礎知識について解説。

前立腺癌検査

高齢者の生活習慣病
 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも「前立腺がん(ぜんりつせんがん)」について解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、前立腺ガンの様々な種類や、症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報から、前立腺癌をできるだけ早期発見できるようにしましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
高齢者の生活習慣病
トップページ
前立腺がん 一覧へ 前立腺癌の検査B
 スポンサーリンク
     前立腺がんの検査B


※前のページ「前立腺がんの検査A」の続きです。
※前立腺癌の検査について最初から見たい方は「前立腺がんの検査@〜PSA検査」のページからご覧下さい。



画像検査

 前立腺癌で行う画像検査は、「経直腸的超音波断層検査(けいちょくちょうてき ちょうおんぱ だんそう けんさ)」、「MRI検査」、「CT検査」、「骨シンチグラフィー検査」、などがあります。


・経直腸的超音波断層検査
 
(けいちょくちょうてき ちょうおんぱ だんそう けんさ)

 この検査は、調べたい体の部分に超音波を当てて、その反射の波をとらえて画像化するもので、超音波断層検査(エコー検査)といいます。超音波断層検査には、この「経直腸的超音波断層検査」以外にも、下腹部に超音波の機械をあてておこなう「経腹的超音波断層検査(けいふくてき ちょうおんぱ がぞう けんさ)」という検査もあります。

 「経直腸的超音波断層検査」の方法は、プローブと呼ばれる細長い器具を肛門から挿入して、その位置から超音波を送受信して前立腺を画像化し状態を調べます。検査の時は膀胱(ぼうこう)には尿をためた状態で行います。

 「経直腸的〜」は「経腹的〜」よりも正確な情報が得られるので、よりくわしく調べることができます。しかし、肛門からプロープを挿入する必要があるので、患者さんには違和感や多少の痛みがあることもあります。


・CT検査・MRI検査

 CT検査とは、X線発射・撮影装置を使い、体を輪切りにした画像を撮影して病変があるかどうかを調べます。

 MRI検査とは、CT検査のようにX線を使わず、磁気を当てて行います。体内へ強い磁気を当てることで、体の組織の水素の原子核が共鳴して信号のようなものを発します。その信号を受け取り、画像化して状態を調べます。

 MRI検査も、体の断面を画像化することができますが、体の様々な角度からの断面を画像化することができます。

 CT検査とMRI検査は、泌尿器科では主にがんの転移の状態を調べるために使われます。


・骨シンチグラフィー検査

 骨シンチグラフィー検査とは、骨の転移が体のどこへできているのかを調べるための検査です。

 癌細胞と結びつきやすい「RI (ラジオアイソトープ=放射性同位元素)」を静脈から注入し、癌のあるところに「RI」を集まらせて、その状態を特殊なカメラで撮影します。


スポンサーリンク


次のページ「前立腺がんのステージ・病期」へ進む
前のページ「前立腺がんの検査A」へもどる

前立腺がん 一覧へ

高齢者の生活習慣病 トップページへ


高齢者の生活習慣病
動脈硬化
高血圧
高脂血症
糖尿病
肥満
メタボリックシンドローム

脳卒中
脳卒中
脳梗塞
脳出血
くも膜下出血

心筋梗塞・狭心症
心筋梗塞
狭心症

がん(癌)
がんの知識T基礎
がんの知識U治療
がんの知識Vその他
種類別のがん
肺がん
胃がん
大腸がん
肝臓がん
すい臓がん・胆道がん
食道がん
悪性リンパ腫
白血病・多発性骨髄腫
膀胱・腎臓・副腎がん
咽頭がん・喉頭がん
口腔がん(舌・歯肉がん)
脳腫瘍・甲状腺がん
皮膚がん
骨肉腫・軟部肉腫
種類別 女性のがん
子宮がん・絨毛がん
乳がん
卵巣がん・膣・外陰がん
種類別 男性のがん
前立腺がん・精巣がん
Copyright (C) 高齢者の生活習慣病 All Rights Reserved