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糖尿病の検査の流れ |
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糖尿病の検査には大きく分けて、「糖尿病の診断のための検査」、「糖尿病の状態を調べるための検査」、「糖尿病の合併症を調べるための検査」、の
3つがあります。
糖尿病の症状が現れたり、健康診断などによって糖尿病である可能性があるとされた場合、病院でまず「糖尿病であるかどうかを調べる検査」を行って、糖尿病であるかどうかを確定します。
糖尿病であることが確定されたら、糖尿病がどの程度進行しているのかを調べます。初期なのか、もっと進行しているのかを調べることで、今後の治療方針の参考にします。
そして、合併症が発症しているのか、またどれぐらい進行しているのかを調べます。合併症は、初期では自覚症状がないので、体に異常を感じないからといって合併症がないとはいえません。合併症があるかどうかを調べて、合併症がある場合は、これ以上合併症が悪化しないようにしてきいます。
検査により、患者さんの糖尿病の状態をしっかり把握した上で、治療方針、治療方法が医師により決定されます。
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定期的な検査は必須! |
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糖尿病の検査は、最初だけ行えばよいものではありません。
糖尿病では、血糖値を正常値に維持する「血糖コントロール」が基本となりますが、うまく血糖コントロールができているのかの検査は、治療を開始してからも定期的に行う必要があります。
それでは次のページからは、糖尿病の各検査についてくわしく見ていきましょう。
※次のページ「糖尿病の検査と診断A〜診断のための検査T」へ続く・・・・
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