脳梗塞の合併症

- 脳梗塞の合併症と治療について解説。

脳梗塞合併症

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、脳梗塞(のうこうそく)について解説しています。脳梗塞は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、脳梗塞はとても危険な病気なのです。ですから脳梗塞について理解し、脳梗塞の症状・原因・治療・検査や、さらに気になる色々な情報・基礎知識などから、脳梗塞を早期発見・予防できるようにしましょう!
 脳梗塞について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     脳梗塞の治療E〜合併症


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 急性期の脳梗塞では、合併症が起こりやすいので注意が必要です。

 意識障害を起こる中等度以上の脳梗塞が起こると、感染症や胃や十二指腸などの「消化器官からの出血」はかなり高い確率で起こります。

 急性期脳梗塞により起こる合併症は他にも、心臓病である「心筋梗塞・心不全」、食べ物や飲み物があやまって気道に入ったり、または胃のなかのものが逆流することで肺や気管支に細菌が入り肺炎が起こる「嚥下性肺炎(えんげせい はいえん)」、血栓(けっせん)が肺動脈に詰まることで呼吸困難や胸痛が起こる「肺塞栓症(はいそくせんしょう)」、などがあります。


▼急性期脳梗塞の合併症
消化管出血 -
 脳梗塞が発生したことのストレスにより、胃酸の分泌が多くなり、胃や十二指腸などの消化器官にびらんや潰瘍(かいよう)ができやすくなり、出血する
心臓病 -
 心筋梗塞や心不全などが起こる。患者さんに糖尿病、高脂血症、高血圧などの生活習慣病や、心臓病があると起こりやすくなる。
嚥下性肺炎(えんげせい はいえん) -
 食べ物や飲み物があやまって気道に入ったり、または胃のなかのものが逆流することで肺や気管支に細菌が入り肺炎が起こる。
尿路感染症 -
 排尿障害(神経因性膀胱)により起こる。
深部静脈血栓症(しんぶ じょうみゃく けっせんしょう) -
 長い時間動かずに寝ていることで、血流が悪くなり下肢の静脈に血栓が発生しやすくなります。
肺塞栓症(はいそくせんしょう) -
 血栓(けっせん)が肺動脈に詰まることで呼吸困難や胸痛が起こる。

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