卵巣がんの症状は、初期ではほとんど症状が現れません。がんが進行してからようやく症状が出てきます。
卵巣がんの症状は、大きくなったがんが腸や膀胱(ぼうこう)を圧迫することで、お腹がはる、下腹部の痛み、尿が近い(頻尿)、排尿障害、便秘、腰痛、などが起こります。
また、ホルモン分泌のバランスに異常が起こることで、月経の異常や不正出血などがおこることもあります。
がんの転移によって腹水(ふくすい)がたまることで、お腹が妊娠してるかのように大きくなってしまったり、胸水(きょうすい)がたまって息切れがするなど、転移による症状ではじめて卵巣がんの症状を自覚する場合もあります。
さらに、がんが進行してしまうと、体重の減少、貧血、などの全身症状が起こります。
下記に卵巣がんの症状をまとめてみましたので、ご覧下さい。
▼卵巣がんの症状
|
|
|
・お腹がはる、下腹部の痛み、尿が近い(頻尿)、排尿障害、便秘、腰痛など
(大きくなったがんが腸や膀胱(ぼうこう)を圧迫することで起こる) |
・月経の異常、不正出血
(ホルモン分泌のバランス異常により起こる) |
・腹水(ふくすい)、胸水(きょうすい)
(がんが卵巣であまり大きくならず、転移により起こる) |
・体重の減少、貧血
(がんがかなり進行することで起こる) |
|
|