外陰がんの検査は、まず注意深い外陰部の視診(ししん)が大切です。外陰の皮膚は乾燥している部分なので、細胞を採取して調べる細胞診(さいぼうしん)にはあまりむいていません。
ですから外陰部をよく観察します。肉眼で腫瘍(しゅよう)が確認できる場合もあります。その後、さわって調べる触診(しょくしん)を行います。
そして、しこりがガンであるかの判別ができない場合は、組織を少し切除し採取する生検(せいけん)を行い、顕微鏡でがんがあるかどうかを調べます。