多発性骨髄腫

-多発性骨髄腫の症状・検査・治療について解説。

多発性骨髄腫

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも多発性骨髄腫(たはつせい こつずいしゅ)について解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、多発性骨髄腫の様々な種類や、症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報から、多発性骨髄腫をできるだけ早期発見できるようにしましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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多発性骨髄腫とは?
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     多発性骨髄腫とは?


多発性骨髄腫(たはつせい こつずいしゅ)とは、骨髄の中の「形質細胞(けいしつさいぼう)」という細胞ががん化する病気で、「血液のがん」ともいわれます。一般に、多発性骨髄腫は緩やかに進行する病気です

多発性骨髄腫は、病変が同時にいろいろな体の場所で発生するので、「多発性」と呼ばれますが、「骨髄腫」または「形質細胞性骨髄腫」とも呼ばれます。

形質細胞とは、「免疫グロブリン(めんえき ぐろぶりん)」と呼ばれる細胞を生産しています。免疫グロブリンは感染を防ぐという大切な働きをしているタンパク質の一種なので、それを生産している形質細胞はとても重要なものなのです。

形質細胞はいくつかの種類の免疫グロブリン(構造上 10種類)を生産しています。しかし、形質細胞がガン化してしまうと、「Mたんぱく(単クローン性たんぱく)」という免疫グロブリンだけを大量に生産するようになり、正常な免疫グロブリンが減少してしまいます。

正常な免疫グロブリンが減少するということは、免疫機能が低下するということになります。そうなると、様々な感染症(肺炎など)にかかりやすくなってしまいます。

さらに、がん化した形質細胞(骨髄腫細胞)は、どんどんと増殖していって、骨を破壊していきます。



多発性骨髄腫の人数と年齢

多発性骨髄腫では、年間約3,000人以上の方が亡くなっています。50歳代から70歳代ぐらいの方に多く発症するので、高齢者の方に起こりやすい病気であるといえます。



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