緩和ケア病棟

	緩和ケア（ホスピス）病棟での制限

緩和ケア病棟（ホスピス病棟）での生活は、病院に比べてかなり自由度の高い生活ができます。

門限、面会時間、入浴時間、消灯時間、など、ある程度のルールはありますが、なるべく患者さんを縛り付けないようにして、日常生活での制限をできるだけ少なくしています。

自分の個室を持つことができ、談話室などのみんなと触れあえるスペースなども充実しています。外出・外泊もできます。

	緩和ケア（ホスピス）病棟での食事

体調などにより制限が必要でないかぎり、食べ物は自由に好きな物を食べることができます。キッチンスペースをかりることもできるので、家族に料理を作ってもらったりすることもできます。

	季節の行事なども

ほとんどの施設では、クリスマスやひな祭りなどの行事による食事会や誕生日会などのイベントが開かれたりなど、周りの患者さんやスタッフの方たちと楽しく時間を過ごすことができます。

	緩和ケア（ホスピス）病棟と宗教

施設には、宗教的な部屋がある場合があります。仏堂、チャペルなど、施設が基盤としている宗教に関するものがある場合や、宗教的な基盤を持たない施設でも、宗教的な部屋が設置されている場合があります。

もちろん、宗教の信仰は患者さんの自由です。宗教を信仰している患者さんにも、その信仰心を尊重できるように、配慮されている施設もあるというわけです。