「心筋梗塞」は、「急性心筋梗塞」とも言われたりしますが、この2つの違いとは何なのかわかりますか?
一般的に使われている心筋梗塞と急性心筋梗塞は同じ意味と考えていいです。
心筋梗塞は、通常、急激に症状が発症して発見されるのが「急性心筋梗塞」、発症から 1ヶ月以上たった状態を「陳旧性心筋梗塞(ちんきゅうせい しんきんこうそく)」と分けて呼んでいます。
つまり、心筋梗塞(急性心筋梗塞)とは、急に胸の痛みなどの症状が現れてあわてて病院へいき、心筋梗塞(急性心筋梗塞)である、と診断されるものです。
陳旧性心筋梗塞とは、過去に心筋梗塞が発症したことがあるという意味で、心筋が壊死し繊維化した状態です。
心筋梗塞の再発を起こしやすい状態なので注意が必要です。
また、ほとんど症状が出ない状態で、しばらくたって心電図などの検査結果から心筋梗塞であることがわかることがまれにありますが、これも陳旧性心筋梗塞と呼ばれます。
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