安静時狭心症

- 安静時狭心症と狭心症の基礎知識について解説

安静時狭心症とは

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、狭心症(きょうしんしょう)について解説しています。狭心症は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、狭心症はとても危険な病気なのです。ですから狭心症について理解し、狭心症の症状・原因・治療・検査や、さらに気になる色々な情報・基礎知識などから、狭心症を早期発見・予防できるようにしましょう!
 狭心症について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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狭心症の種類A〜安静時狭心症
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     狭心症の種類A〜安静時狭心症


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安静時狭心症 (あんせいじ きょうしんしょう)

 安静時狭心症(あんせいじ きょうしんしょう)とは、体を動かさずに安静にしているときに起こるタイプの狭心症で、安静時狭心症の大部分は、「冠攣縮性狭心症(かんれんしゅくせい きょうしんしょう)」です。

 冠攣縮性狭心症とは、冠動脈の一部が激しくけいれんを起こす「冠れん縮(冠攣縮:かんれんしゅく)」が原因で起こる狭心症のことです。

 冠れん縮が起こると、冠動脈の一部が急激に細くなってしまうので、動脈硬化により冠動脈が細くなった状態と一時的に同じになり、血流が悪くなって心筋が酸素不足になってしまい、狭心症の発作が起こります。

 冠れん縮が起こりやすいのは、睡眠中の明け方です。また、明け方から午前中、寒さにより急激に体が冷えたとき、飲酒したとき、などでも起こることがあります。

 安静時狭心症は、動脈硬化が起こり始めたときに発症することが多いです。また、安静時狭心症の発作は、起こってから 長くて10分ぐらい続くこともあります。



冠攣縮性狭心症 (かんれんしゅくせい きょうしんしょう)

 冠攣縮性狭心症(かんれんしゅくせい きょうしんしょう)とは、冠動脈の一部が激しくけいれんを起こす「冠れん縮(冠攣縮:かんれんしゅく)」が原因で起こる狭心症のことです。安静時狭心症の大部分は、この冠攣縮性狭心症です。



異型狭心症 (いけい きょうしんしょう)

 異型狭心症(いけい きょうしんしょう)とは、何らかの原因で冠動脈のけいれん(収縮)によって起こる狭心症です。夜間や明け方などの安静時や就寝前など、リラックスした状態の時に突然発作が起こることが多いです。

 動脈硬化などの異常が無いのに突発的に発症します。原因ははっきりとわかりませんが、ストレスによるともいわれています。せっかちな性格でストレスを感じやすい方は特に注意が必要です。


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