膣がん

-膣がんの症状・検査・治療について解説。(膣ガン・膣癌)

膣がんとは

高齢者の生活習慣病
 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも膣がん(ちつがん)ついて解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、膣ガンの様々な種類や、症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報から、膣癌をできるだけ早期発見・予防できるようにしましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     膣がんとは?


膣と膣がん

 膣(ちつ)とは、子宮頸部(子宮の入り口の辺り)と外陰(腟口の周囲と女性外性器を含む部分)をつなぐ筒状の組織です。

 膣の表面は粘膜でおおわれていて、膣がんはこの粘膜組織から発生します。女性のがんのうちでもまれなガンで、女性性器がんの約1%程度です。

 膣がんには、膣から発生した「原発性がん」と、他の臓器(子宮、外陰(がいいん)、膀胱(ぼうこう)、直腸など)から転移してきた「転移性がん」があります。原発性がんは膣がんの約30%ぐらいで、転移性がんは膣がんの約70%ぐらいです。

 膣がんのできやすい部分は、膣の入り口側と奥側(子宮側)で、中でも奥側で後ろ側の膣壁に発生しやすいです。がんの形は球状か楕円形で、潰瘍(かいよう)状のかたい「しこり」ができます。

 膣がんには、「扁平上皮がん(へんぺいじょうひがん)」と「腺がん(せんがん)」という 2つのタイプの組織型があります。そして、80〜90%の膣がんは扁平上皮がんです。

 膣壁は、筋組織が薄く少ないので、早期がんでも膣壁や膀胱壁を破って外陰部や子宮などの周辺の臓器へ進んでしまいます。また、膣がんは、骨盤内のリンパ節から肺などへ転移しやすいです。

 膣がんの原因は、これといったものがありません。発生する確率は低いですが、進行が速いがんでもあります。



膣がんと年齢

 膣がんの発生年齢は、原発性のものであれば 50歳〜60歳ぐらいの比較的高齢者に多く見られます。ただ、20代、30代でも発生することがあります。


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