胃癌の手術

-胃癌の手術・外科療法について解説。(いがん)

胃癌手術

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも胃がん(胃癌)について紹介しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそ胃ガンについてしっかり目をむけて、胃癌の様々な種類や、症状・原因・治療・検査、さらに気になるがんについての色々な情報などから、胃がんの予防をしていきましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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早期胃癌と外科的手術

早期がんの中でも、内視鏡による手術が出来ないぐらい進んでいる場合は縮小手術を行います。

縮小手術とは、リンパ節への転移がなく、ごく小さい癌に対して行われます。リンパ節の郭清(かくせい)の範囲を小さくしたり、癌が出来たところだけを部分的に切除する局所切除術(きょくしょせつじょじゅつ)が行われます。

縮小手術のメリットは、胃の機能を十分に残すことができることです。

※郭清とは-
 癌の転移があるかどうかに関わらず、周辺のリンパ節をすべて切除すること。



進行胃癌と外科的手術

進行胃がんの手術は、中期がんと晩期がんでは異なります。


中期がんとは、癌が胃の壁を破っていない状態で、リンパ節への転移も広範囲ではないと思われる状態です。

晩期がんとは、癌が胃の壁を破りリンパ節への転移が広範囲にわたっていると思われる場合です。


中期がんの手術は、手術によって完治する確率が高いので、胃の切除と広範囲なリンパ節郭清(かくせい)します。これは進行がんの標準的な治療です。

晩期がんの手術は、癌のサイズが大きく、周りの臓器にまで進行していることもあるので、胃を全部摘出して、さらに広い範囲のリンパ節の郭清を行います。
 また、同時に、大腸や膵臓(すいぞう)の一部、脾臓(ひぞう)を摘出することもあります。(拡大手術) 再建手術も行われます。

末期がんの手術は、拡大手術をしても完治することは難しいので、症状を軽くして延命するために手術を行うこともあります。しかし、末期癌の治療は化学療法(抗がん剤治療)が中心になります。



それでは次のページでは、胃がんの抗がん剤治療について見ていきましょう。

※次のページ「胃がんの治療C〜抗がん剤治療」へ続く・・・・



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